中小企業のセキュリティ対策|5つの基本と費用感
サイバー攻撃は大企業だけの問題ではありません。中小企業を狙ったランサムウェア・フィッシング被害が急増しています。今すぐできる5つのセキュリティ対策と、現実的な費用感を解説します。

IPAの調査では標的型メール攻撃の被害企業の約7割が中小企業です。対策が手薄な中小企業が大企業への踏み台として狙われるケースも増えています。
この記事の要点
- 中小企業が狙われる理由は「対策が手薄」「大企業への踏み台」の2点
- 従業員10名で月額1〜3万円程度で基本的なセキュリティ対策が整う
- パスワード管理・多要素認証・バックアップ・自動更新・教育の5本柱
最低限やるべき5つのセキュリティ対策
① パスワード管理ツール(月額0〜500円/人)
② 多要素認証(MFA)設定(無料〜)
③ OS・ソフトウェアの自動更新(無料)
④ 定期バックアップ(月額1,000〜5,000円程度)
「3-2-1ルール」が基本:3つのコピー・2種類の異なるメディア・1つはオフサイト保存。
⑤ フィッシング対策教育(無料〜)
送信元確認・不審リンクは開かない・上長への報告を全スタッフに周知してください。
費用の目安
| 対策内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| パスワード管理ツール | 300〜500円/人/月 |
| 多要素認証アプリ | 無料 |
| クラウドバックアップ | 1,000〜5,000円/月 |
| ウイルス対策ソフト | 500〜2,000円/台/年 |
| セキュリティ研修(外部) | 3万〜10万円/回 |
従業員10名なら月額1〜3万円で基本対策が整います。
よくある質問
Q. ウイルス対策ソフトを入れていれば安全ですか?
A. 不十分です。パスワード管理・バックアップ・更新・教育を組み合わせた多層対策が必要です。
Q. セキュリティ対策に使える補助金はありますか?
A. デジタル化・AI導入補助金のセキュリティ対策推進枠が活用できる場合があります。最新情報を確認してください。
まとめ
- パスワード管理・多要素認証・バックアップ・自動更新・教育の5本柱
- 10名規模で月額1〜3万円が目安